ボレーの男女差

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前に、女子に比べて男子の方がボレーに出ることが多い理由についてコメントをいただきました。

今日はそのことについて私になりに思うことを書きたいと思います。




いくつか理由はあると思いますが、1番大きなところはコートカバーの広さかと思います。

男子は身体能力が高く、攻め込まれてもコート内のかなりの範囲をカバーすることができます。

なので攻める側としては、いくら後ろから打っていても決まらないので
チャンスがあればボレーに出ていきます。




なので女子の場合も、
粘り強く守備範囲の広い相手とプレーするときは、ネットプレーの回数は必ず増えます。

逆にいうとそれができないとすごく苦労します。




逆に女子選手は、男子に比べるとコートカバーが狭く
ボレーに出る前に決まったり、攻め込まれると無理をしてミスをすることも多いです。

男子は攻め込まれてもカバーできるから安全なショットで返球するときも
女子はその次がカバーできないから、無理をしてリスクのあるショットを選んでしまうことがあります。




あとはネットに出たときも同じで、男子の方が広くカバーできます。

左右はもちろんですが、特に上(ロブ)については多くの女子が苦手とするところでもあります。




こうやってジュニアの頃から男子の方がネットプレーをする機会が多く、女子は少ないので、
その技術の差ははどんどん開いていくのかなと思います。

もちろん体の強さによって打てるショット打てないショットの差は出てくるので、一概にそうとは言えませんが。





ジュニアの頃や普段からネットプレーを沢山してきている女子選手は、
やっぱり明らかに他の選手よりネットプレーが上手い人が多いです。

だたボレーだけが上手いわけでなく、出るタイミングや打つところが絶妙で、
ついでにパスも上手いです。
どこに打たれるのが嫌なのか良くわかっているからだと思います。




小さい頃からの経験、積み重ねはとても大事です。




ざっくりとではありますが、これが私の持論です。

皆さんはどう思いますか?

       

コメント

  1. ジュニアパパ より:

    私の質問について、ブログに書いていただきありがとうございます!うれしいです。
    おっしゃる通り、コートカバーリングはどうしても男女差は出てしまいますね。ラケットもどんどんよくなっていてボールスピードも速くなっていますし、ネットに出るタイミングも難しくなっているように思います。
    ジュニアの試合を見ていても小学生の小さいころから積極的にネットに出ている選手は、体が成長しいくにつれてボレーでポイントが取れるようになっていきます。ネットプレーが上手い選手はパスも上手い。確かに!納得しました。
    丁寧に質問に答えていただきありがとうございました!
    引き続きブログ楽しみにしています。

  2. T2 より:

    確かに経験と積み重ねかもしれません。私はダブルスは常にサーブアンドボレーなので、ボレーの苦手意識はないのですが、シングルスでネットに出ると、ものすごい不安に襲われます。何だか、右も左も上も、どこ打たれてもスカスカで抜かれそうな…。技術というより経験と自信がないことが原因な気がします。克服するには何度もネットに出るしかないんでしょうが、やっぱり自信ないなぁ。

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