テニス選手の食事

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前回、最近の食事について書きましたが、今年に関してはやはり普段とは全く違います。

  

今はずっと日本にいて、好きなときに好きなものが食べられますが

ツアーが始まると海外生活が多くなるので、当然食生活も変わります。

  

  

例えば今の私のように、小麦を使った製品を減らそうと思っていたとします。

  

それがアジア圏の大会ならまだなんとかなるかもしれませんが、ヨーロッパなどに行ってしまうとパスタやパンが主食なのでかなり難しくなりますよね。

  

WTAなどの大きな大会になると、大会側でいくつかの種類の食事を準備してくれますが、WTAを主戦場にしている選手というのは本当に少ししかいません。

  

さすがに食べ物のことを第一優先で大会選びはしませんから、どんなことかにもよりますが、食事の制限をするということは本当に難しいことなのです。 

  

  

場所によっては、お腹を満たすことができれば上出来、という状況になることすらあります、、、笑

  

    

数年前にインドに行ったときは、大きなスーツケースの半分にレトルト食品を詰め込んで行きました。

  

現地の食事に慣れておらず、場所もそんなにいいところではなかったため、お腹を壊すのが怖かったからです。

  

もしかしたら大丈夫だったかもしれませんが、着いて数日後には試合があるので、試している時間はありませんでした。

  

  

結局2週間レトルト食品で過ごしました。

  

でも日本のレトルトって素晴らしくて、どれも美味しかったです。

  

さすがに飽きましたが。

  

  

インドから帰るのは午後の飛行機だったので、試合も終わったしお昼にホテルでカレーを食べてから帰ったんです。

(本場のインドカレーはとても美味しいので本当は食べたかった)

  

そしたら日本に着いて家に帰ってから急にお腹が痛くなり

熱が40度をこえ、死を感じるくらい苦しかったです、、、

  

救急病院に連れて行ってもらい、急性胃腸炎と診断されました。

  

最後に食べたカレーがきっかけとしか思えません。笑

  

それからインドへは一度も行っていません。 

  

 

   

  

というようなことが当たり前にあるのがテニス選手の日常です。

  

これだけツアーから離れるとなんだか少し寂しくもなりますが、、、

  

また当たり前のように遠征にいける日が早く訪れますように!!