対戦相手にネットプレーがあるかないかで、こちらにかかるプレッシャーがかなり違ってきます。
サービスライン付近で打つようなチャンスボールの場合は誰もがネットに出るかと思いますが、ここで言っている「ネットプレー」というのは
相手の状況をみていつでもネットに出る意思がある、というようなことです
相手がベースラインにへばりついている場合は
苦しい状況でもとりあえず高さを出して時間を作ったり、真ん中に返球するなど、ミスが少ないショットを打って粘り切ることもできます。
時間的な余裕もあるので、体勢を立て直すこともできます。
逆に、相手がネットに出てくるかも、と思うと
パスを打つ、足元に沈める、など、普段より難しくリスクを負ったショットを選択肢に入れなければなりません。
「とりあえず攻めきられないところに打っておく」というショットが使いづらくなるので、一気にプレッシャーがかかります。
もちろんただネットに出るだけではただのカモなので、出るタイミングやボレーの技術が伴っていなければなりません。
なので最初は下手だとしても、たくさんネットプレーを練習することが大事だと思います。
ただのボレー練習だけではなく、試合形式の中でやることで、ポジショニングやネットにつくタイミング、どこに打てば効果的か、なども覚えていくことができます。
ジュニアの場合は、早いうちからネットに出る、ボレーをする、ということもどんどん練習に取り入れてき、ネットプレーに慣れてけるといいのかなと思います🎾
ネットプレーができるようになると戦術がとても増えますよね。見ている方もそういうテニスの方が楽しいです。
プロアマジュニア関係なく女子は男子に比べるとネットに出る選手があまり多くないという印象を持っています。何か理由があるのでしょうか。もし美濃越選手の見解があれば教えてください。お時間がある時で構いませんので。
練習とトレーニング、頑張ってください!