前回の続きです。
テニスをやっていると大変だ、というようなことを最後に書きました。
テニスは個人競技で、その中でも他の選手とチームで動くことがほとんどないスポーツです。
なので自分中心で行動しますし、そうしないと生き残っていけない場合もあります。笑
下部大会のような環境では、
練習コートが少ししかなかったら取り合いで、譲り合いなんてことは一切なく
勝負に直結するようなことは本当にみんなシビアです。
自分のコートさえ確保できれば他人のことなんてみんな考えていません。
(友達の分を取ってあげたりはありますが)
ダブルスもエントリー締め切り間際になると、ギリギリ入れるか入れないかの人たちは、いかに入れるかを考えてみんなパートナーの組みかえをします。
そこに出遅れるともうチャンスはなく、勝手に蹴落とされます。笑
あまりにも優しくギブアンドテイクのギブばかりしているような人は、試合には出られないし練習もまともにできない、ということになる場面もあります。
昔、ジュニアからプロに転向するか迷っていた知り合いがいました。
その子は同年代でプロになる子たちの性格や行動を見て、私には無理だ、と思い大学に進学しました。
自分中心で合理的に行動するような人の方が、テニス選手としてしっかりやるべきことができています。
いかに自分をベストな状態にして試合に臨むかということに集中するべきなので、他人のことを考えないのは仕方のないことなのかと思います。
さらに性格が悪くて超自己中、そういう人もいるけど強かったりもします。
テニス選手として必要なことは強くなり試合に勝つことです。
強ければなにをしてもいい、とは私は思わないけど
強いのが正義、というのが勝負の世界の現実です。
テニスにおいてと私生活については切り離して考えなければならないことも多く、その辺りは苦しかったことがあります。
なにが正解かは分からず、正解はないのかもしれません。
今回はテニス選手について書きましたが、みんながみんな性格が悪いわけではないですからね!笑
なかなか理解できないほどにすごい行動を取るは外国の選手の場合が多いです。
日本人はメーカーからのサポートや金銭的にも恵まれていることが多いですが、外国の選手の方が本当にお金がない中で家族を支えるためにやっていたりするので、ハングリー精神の現れなのかもしれません。
今日は特殊なテニス界の話でした。
ではまた。