こんにちは。
1ヶ月ほど更新が空いてしまいました、、、
大会に出ることが決まってからはテニスにのめり込んでしまい、他のことに意識が向きませんでした。
久々だからというのもあるかもしれませんが
試合があるかないかでこんなに意識が変わるのかと自分でもビックリしました。
全日本の結果はベスト8でした。
応援してくださった皆様、ありがとうございました。
1回戦 荒川晴菜選手 6−4 6−4
2回戦 山口芽生選手 6−4 6−7(5) 6−4
3回戦 佐藤久真莉選手 4−6 6−4 0−6
初戦ではまさかの同士討ち。
こういうことが当たり前にあるのがテニスの嫌なところです。
荒川選手とは拠点にしている練習場所が一緒で、全日本前は何度もマッチ練習をしたりしていました。
お互い手の内はわかりまくっているので、なんともやりにくいです。
今回は私が勝ちましたが、練習では勝ったり負けたりでしたので、どちらが勝ってもおかしくはありませんでした。
2回戦は4時間という長時間マッチとなりました。
セルフジャッチでボールパーソンもいないため、ポイント間などの時間が正確ではなかったり、ボールを取りに行ったりして通常よりも試合全体の時間は伸びてしまいます。
それにしても長い試合でしたが、、、
初対戦の選手でしたが、知っている選手だったので策は持って試合に臨みました。
序盤から想定していたよりも理想通りの内容になり、5−1か5−2(忘れた)とリードする展開になりました。
ですがそこできっちり取り切ることができず、追い上げられるものの6−4。
セカンドは逆に0−4から追いつくもののタイブレで落とし、
ファイナルでは再び5−1か5−2(忘れた)から追い上げられギリギリ締めることができました。
もちろん相手のプレーが良かったこともあります。
勝負の世界に「たられば」はありませんが、もしファーストを6−1で取っていたら、自分のペースを崩されることなくセカンドも取り、ストレートで終わっていたのではないか、と思うわけです。
勝ったのだからいいのでは、と思うかもしれませんが、トーナメントを勝ち抜くことを考えたら、余計なゲームを落とすことで、確実に疲労は蓄積され、翌日にも影響を及ぼすこともあるのです。
3回戦のファイナルセット、0−6とは一体なんなんだ。と思うかもしれません。
まだ3回戦だというのに、疲労で足が棒のようになってしまい、まともに戦うことができませんでした。
1大会通して戦い抜く体の準備ができていなかったということになります。
本当に悔しいし、恥じるべきことだと感じました。
対戦相手の佐藤選手も私と同様、初戦から接戦を勝ち上がってきていました。
プレーの良さももちろんですが、体力面も含め素晴らしかったと思います。
という感じで8ヶ月ぶりの大会が終わりました。
正直すっきりとしない終わり方ではありましたが、これだけ試合から遠ざかっていたわりにテニスの調子は良く、とても楽しかったのです。
こんなに純粋に試合を楽しいと感じたことはいつ以来でしょうか。
昨年や、今年の年始の試合は本当に苦痛で、コートに立つのが嫌で嫌でしょうがなかった。
この8ヶ月という長い期間で変わることができたのだと思います。
普段からお世話になっていて、全日本にも帯同してくれたTTCの森コーチ、宇治野トレーナー、本当にありがとうございました。
お二人のお陰で頑張りきることができました。
吉田記念テニス研修センター(TTC)様、ありがとうございました。
宇治野トレーナーがいなかったらと考えると、体がどんなになっていてかとゾッとします。笑
最後は力尽きてしまいましたが、宇治野さんがいなければもっと前にダメになっていました。
今回第1シードで出場していた日比野選手。
優勝した秋田選手も(おめでとうございます!!)スピーチで言っていましたが、日比野選手が出場したお陰で、今大会は本当に価値の高いものになったと思います。
出場することで大会の価値を上げられる選手というのは本当にすごいことですよね。
そしてその日比野選手が準優勝のスピーチで、とても沢山の方々に支えられていると感じる、ということを言っていました。
私もそのことをとても強く感じました。
今年はコロナの影響で日本の国際大会は全てなくなりました。
この全日本を開催するのはとても大変だったことかと思います。
当たり前だったことが当たり前でなくなる。
全てのことにどれだけの人の協力があるのかを感じることができました。
私が今もこうしてコートに立っていられるのも、支えてくださる周りの方々、応援してくださる皆様のお陰です。
心から感謝したいです。
まだまだ不安な日々は続きますが、私はテニスを通して、誰かが少しでも笑顔になってくれるようなことをしていけたらいいなと思っています。
長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。